意識の違いはしょうがない

11月 22nd, 2016

医療現場で看護師として働いていると、現場における常識の一つである清潔の概念が当然のことのようになってきてしまいがちです。

医師のサポートをしたり、患者に注射や点滴などを行ったりするために医療機器の清潔を保つことは大切なことなので、ルーチンとして行う習慣ができているのです。
感染リスクのある病棟に出入りをすることも多いため、自分の身を守るためにもよく手を洗ったり、アルコール消毒を欠かさなかったりといったことを自然に行うようになるのは看護師として普通でしょう。
その結果として、仕事外のプライベートな時でも清潔を目指す体質が身体に染み付いていて、日常生活に反映されてしまうことがよくあります。一般的な手洗いよりも時間がかかっている、ということに自分でも気づいていない看護師もいるでしょう。
中には、自宅で包丁やまな板などをアルコール消毒する習慣ができていて、それがあたかも当然のことのように思っている人もいるのです。もちろん、清潔にすることは良いことです。

一般の人より清潔さに対する意識が高いことで、他の人から潔癖症と言われてしまう看護師も少なくありません。しかし、看護師として清潔にすることをいちいち考えていては現場の仕事が追いつかないからこそ、習慣化してしまっているのです。
「アルコール消毒をすれば安心」というような医療現場での常識が、一般的には常識ではないということを時折考える人がいるのは仕方の無いことかもしれません。

一般の人には、医療の常識はほとんど通用しないと言ってもいいかもしれません。いまだに間違った医療知識で生活している人は、医療関係者が思っているよりも多いのです。
このように、一般の人にとって医療についての間違った知識を正していくのも、看護師の役割だと思います。
一般の人が間違いがちな医療知識はこちらを参考にしてみてください→【http://medical-trueorfalse.com

    最近のコメント