医療関係者と患者さんの意識のずれ

11月 18th, 2016

医療技術の発達には目覚ましいものがあり、以前は治療ができなかった病気の治療も実現されるようになってきました。わずか数年で状況が覆さえることもよくあり、治らないと言われてきた患者さんの治療が可能になるケースがよくあるのです。

しかし、現状としてはまだまだ治療ができる病気は限られています。治療方法がある病気でも、治療に成功する確率には大きな幅があるのが事実です。
看護師として働いていると、こういったことは常識として考えることができますが、一般の方には必ずしもこういった事情があるということを理解されてはいないことは知っておかなければならないでしょう。

患者さんは、身体の不調や何らかの病気を抱えて病院に来ます。不調の改善ができると信じてやってきているのです。その基本的な考え方として、どのような病気だったとしても、「病院に行けば治る」という常識を持ってしまっている人が多いのが現状となっています。
特に、テレビなどで医学が進んでいることがよく知られるようになったことで、簡単に治せるものであるという誤解をしている患者さんは多いのです。

医療現場では、患者さんにショックを与えないように注意しながら、誤解を解いていくことが必要になる場合が多いです。こういった誤解が常識化してしまっていることは、しばしば看護師の苦労の種になります。予め、患者さんはそういう意識で病院にきていることを理解をしておくだけでも、十分に対応策を考えやすくなるでしょう。

    最近のコメント